＜はじめまして＞

第一子妊娠時の尿モレ経験から女性の身体について学び、自分の身をもって経験しながら変化し続けています。「尿モレ撲滅隊長」理学療法士の徳弘郁絵です。

 

三児の母で子ども達と走り回る事、時には縄跳びやトランポリンを楽しめるようになった現在ですが、第一子妊娠や出産を機点に人に言えない悩みを抱えていました。

それは、「尿モレ」でした。中学から大学まで運動部に所属して培ってきた筋肉ではどうにもならないことで焦りました。

 

「え？！何が起こっているの」こんなこと誰も教えてくれてないし「聞いてないよ」

放置したら将来どうなるのだろうといった不安、自分で治せないものか？という思いに駆られました。

第一子出産後はお風呂上りに膣から水が出てくること、ちょっと小走りでも危なげなところがありました。縄跳びやトランポリンなんてもっての外です。この時から

「尿モレ・骨盤底筋群」というものに注目するようになりました。

 

お恥ずかしながら、4年間専門の勉強をしている時に骨盤底筋群という言葉を聞いた記憶がありませんでした(>_<)

女性の身体について、妊娠や出産、更年期やホルモンのことなど様々な視点を学ぶことが楽しい日々です。第三子出産までは独学で運動することが多く、うまく力が入らず苦戦していました。一時的にはモレがなくなったと思っても、また不意に出てしまう事もありました。

 

2018年にはカナダの理学療法士より「胸部と骨盤の関係を理解する」統合システムモデルを学び、また別の機会にはアメリカの理学療法士より「産前産後の理学療法」「骨盤底の理学療法」レベルⅠを学びました。その後も多方面からの学びを自分に還元しトレーニングしてきた現在では、全力で走り回れますし縄跳びやトランポリンで跳ねても尿モレしなくなりました。お風呂上りに膣から水が出てくるといった経験も今ではありません。

 

自身の経験をもとに、これまで尿モレ経験がある方などへ運動指導をおこなってきました。主な悩みが尿モレでなくても、お話をしていくうちに「実は・・・」と展開されていく事はしばしば見受けられたものです。お風呂上りに膣から水が出てくるといった話もよく耳にして、お風呂での姿勢など生活に即したアドバイスも行っています。

また、県内の医療従事者向けの研修会の講師を3回務めさせていただきました。現在、尿モレを気にせず外出を楽しむ女性を増やすための活動中です。

 

尿モレなど恥ずかしくて周りに言えない、病院へ行くほどでもない。パットを使って一生を過ごす。誰にだって起こりうること、と年齢のせいにしている方のお力になりたいと思います。独自のトレーニングでは効果が半減、悪化させる可能性もあります。女性の身体についての治療プログラムが確立されている先進国の理学療法士より学んだ内容をもとに、貴女の身体の状況に合わせて運動・栄養・睡眠と様々な視点から対応させていただきます。